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序章
これは、とある大学の、とある教授と学生のお話です。
「クラトカヤ教授!」
「何だね、サーレー君?」
「私、インターネット上でとある小説サイトへ行ったのですが…どうしてもよく分からない記号がありまして…。」
「ほほぉ、それで小説に詳しい私のところへやって来たわけだな?」
「はい!教授はその分野の第一人者だと聞きまして。」
「コラコラ、お世辞を言っても何も出ないぞ?それで、一体どういう記号なのだ?」
「↓(コレ)です。」
>>良
「この『良』は登場人物かね?」
「はい、それは登場人物なんですけれども…。」
「うむ、それなら分かった。」
「本当ですか?!」
「あぁ、この私が言うのだから、間違いは無い。」
「凄いです!ぜひ教えてください!」
「この『>>』という記号は『アクセス』と呼ばれていてね、この記号の隣に書かれている人物の視点で以降の作品は展開されますと、そう読者に伝えるためのものなのだよ。」
「た…確かに、この記号の後の小説が、変な感じになっていました!」
「今の事を意識して、小説を呼んでごらん?」
「……。ほ、本当です!確かにそれだと、話のつじつまが合います!」
「しかも、この記号の良さは、もっと他のところにあるのだよ。」
「と、言いますと?」
「うむ。登場人物が変わるという事は、普通の視点統一型では若干表現しにくい時間の食い違いなどを、よりリアルに表現する事が出来るのだ。」
「なるほど。視点変更によって、少しだけ過去に戻ったりする事も可能、と言う事ですね?!」
「その通りだ。これで小説の世界へまた1歩、前進する事が出来たな!」
「ハイ、教授!」
「今の説明をフルに活用して、『UNCHAIN』を読破するのだぞ!!」
「って、知っていたんかい!!」
「どーも、ありがとーございました〜!!」
――実は漫才オチという罠――
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